若年離婚、熟年離婚も理由は似ている

若い夫婦が離婚したとき、「今どきの若者は……」と年輩の方が非難されることがあります。また反対に、「熟年離婚」という言葉がずいぶんと聞かれるようになってきましたが、若者から見ると「いい年をして、今さら……」と思ってしまいます。

しかし結局のところ、若い人にしろ年輩の人にしろ、理由は同じように感じてなりません。たいていは女性が切り出す場合が多いのですが、「相手にうんざりして」という理由が大きいようです。

若い女性の場合は、「新婚なのにあまりかまってくれない」とか「相手の嫌なところばかりが目に付くようになった」とかいった理由から若年離婚につながることがあります。

熟年女性の場合は、「愛情が感じられなくなった」とか「自分のために生きてみたい」といった理由が挙げられます。

これらは全て、日本人男性の愛情表現の淡白さ、あるいは反対に、何事に関しても枠組みを作り、その枠組みの中でしか女性の行動を許さない固い道徳観念に起因しているように思います。

また男性もおそらくは同じように「相手にうんざり」する場面は多々あるのですが、男性の場合はそういったことに割と無頓着で、たとえ愛情の希薄さを感じることがあっても、他の一部分でも愛情を感じられたら許してしまえるようなのです。そして忙しい仕事や同僚たちとの触れ合いの中で、妻に対する不満を忘れてしまいます。

女性からすると、そもそも、人生の大半を夫のためだけに尽くしているようにさえ感じるのに、夫は会社や友達付き合いにばかりかまけている、という嫉妬のような感情が常にわだかまっています。

ですから夫には何より自分のことが大切なのだという証明をしてほしいのです。

しかし先にも書いたように愛情表現が苦手な夫はそれができず、妻の不満は募る一方。それが時に爆発して喧嘩になり、後の離婚につながってしまいます。

若い人が離婚するとき、このままずるずる結婚していてもいつか別れるだろう、だったらまだ再婚できるうちに、という考えもあったりします。

ただそういった場合は、まだ相手に対する気持ちが残っていることが多いので、つらい思いをすることもあります。

一方で熟年離婚の場合は、ほとほと相手に愛想を尽かしていることが多く、つらさよりは爽快感さえあるかもしれません。

たいていの年配者が過去何度も離婚を考えた、とおっしゃいます。

離婚しなかったのは、子供が小さかったからとか、生活に困るからなど、生活上での理由が多いようです。

現在はかなり世間の見方も変わってきていますが、少し前の世代では、密接な家族・親戚付き合い、世間体などを気にして気安く別れることができなかったということも離婚しなかった大きな理由の1つと言えます。

できるのなら若いうちに別れた可能性もあったわけで、そういう意味では若年離婚も熟年離婚も理由は同じで、決断時期が違っただけなのでは、とも思えます。

どちらにしろ、女性が自分の明るい未来のためにと考えた前向きな離婚と言えるでしょう。

ですから、決して軽はずみな決断だと決めつけるのは良くありません。

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